株のデイトレードの取引方法について

株式投資の手法として一般的にも有名なデイトレードですが、具体的な取引方法については意外に知られていない部分が多いようです。
基本的には株価が安い時に買って高くなった時に売る単純な方法ですが、一見単純に見える中にも利益と損失を分ける重要な要素が数多くあります。

取引方法としては、まず活発に取引が行われている銘柄を選ぶ事が重要です。
デイトレードはその名の通り1日の間の値動きを利用しますから、多くの投資家が集中して取引を行う値動きが激しい銘柄を狙って取引を行う必要があります。
値動きの少ない銘柄は、上手く株価の安い時に株式を購入しても、株価がいつ上がるか予想できません。
場合によっては数週間や年単位で待たないと上がらない株もあり、避けるべき銘柄です。

また、デイトレードの取引方法で覚えておくべき事に、損切りという技術があります。
損が生じる前に株を売ってしまう技術で、投資した銘柄の株価が大きく下落する前に行います。
損切りは損を少なくする為だけに行うリスク回避ではなく、別のチャンスを狙う為に必要な技術でもあります。
デイトレードのチャンスは様々な銘柄にありますから、もう利益が得られないと思ったら、損切りをして別のチャンスを狙えば良いだけの事です。

逆に、損切りをできないと損益だけが増して投資のチャンスは、金銭的にも時間的にも損なわれていきます。
資金効率を高める事は、それだけ多くの利益を生み出すチャンスを作り出します。
自らの失敗を認める事には強い精神力が必要ですが、精神力がなければデイトレードで勝ち進む事はできません。
損切りはデイトレードで利益を得ている方が、必ず身に付けている技術です。

このように、デイトレードは機械的に投資をしていれば利益が生み出せるという簡単なものではありません。
利益を得る為に行う様々な準備や、実際の取引中に利用する技術、厳しい決断に耐えられる精神力等と様々な要素が絡み合って利益が得られたり損が生じたりします。

デイトレードに常に潜む危険について

デイトレードは短時間で比較的大きな利益が得られるメリットがある反面、ものの数分で大きな損失を出すデメリットもあります。
こうした危険はなにも初心者に限らず、取引に慣れてきた中級者にとっても付きまとう危険であり、利益を多く出している上級者でも失敗をしてしまう事があります。
デイトレードに関わる危険を知っておく事は、不必要なリスクを避ける為に重要な事です。

例えば、デイトレードの取引に慣れてきた頃によくある危険として、ポジポジ病と呼ばれる現象があります。
チャンスが無いのにチャンスがあるように見えてしまい、つい買い注文や売り注文を出し続けてしまう形になってしまう行動です。
リスクを取るだけのメリットが無いにも関わらず、取引を行う事はリスクを抱えるデメリットを生じてまうでしょう。

常に取引を行っているからといって、資金効率が高まる訳ではありません。
特にデイトレードに慣れてきた頃は、利益は簡単に出せると誤解を始めて投資活動が雑になりがちです。
デイトレードで運良く成功を収めてきた方でも、ポジポジ病に陥って無理な投資を続けてしまい、株価が大きく下落する事件に直面して大きな損失を生じてしまったという事例は枚挙に暇がありません。
デイトレードの危険の典型例として、覚えておくべき事です。

また、投資活動はロジックが重視される事もあり、精神力という点が軽視されがちです。
デイトレードに潜む危険として、自分は論理的で冷静だと思っている方ほど、重要な場面で感情的になってしまう傾向がある事は知っておいて損はありません。

例えば、デイトレードの間に大きな損をしたとしましょう。
精神力の強い方であれば、ここで一端取引を止めて冷静になるという判断ができます。
しかし、感情的になってしまうと様々な理由をつけて、チャンスはまだあると思い込み取引を続けてしまいます。
冷静な判断ができなくなった状態では、何がチャンスでどれがリスクであるかを判断しにくくなり、利益を上げる事は難しくなるでしょう。